Simplicity is the ultimate sophistication.
「シンプルさは究極の洗練である」
ー レオナルド・ダ・ヴィンチ
「毎日日記を書いているけれど、いつも同じ単語ばかり使い回している気がする」
「何ヶ月続けても、自分の英語がちっとも上達している実感が持てない」
っていう悩みをよく聞くんですよね。
今日はその停滞感を解消するための「具体的な方法」を伝えようかと思います。
一言で言えば、
「AIを使って、今の自分にちょうどいい表現を、いくつも学んでいく」という方法です。
なぜ「リフレーズ」にこだわったのか?
なぜ、AIを使って「英語レベルに合わせた書き換え(リフレーズ)」をここまで推しているのか。
多くの学習者が、「たった一つの正解」を知って満足している様子。
それはあまりにもったいないと感じるからです。
実際の会話では、状況に合わせて言葉を選ぶ必要があるじゃないですか。
その「選択肢」を増やすことこそが、カタコトの英語を卒業して、自分の意思を正確に伝えるための一番の近道だと思うからです。
こう思い込んでいました
「難しい単語をたくさん使えば、英語は上手く聞こえるはずだ」
本気でそう思っていました。
英検1級に出てくるような難解な単語を無理やり詰め込むことが大人の英語なんだと本気で信じていたんですね。
でも、実際は違いました。
自分の実力に見合わない言葉は、どうしても使いこなせなかった。
自分のレベルを超えた難しい単語を使って言葉に詰まってしまうより、
今の自分が自信を持って使える表現を確実に一つずつ増やしていく。
その地道な積み重ねこそが本当の上達につながることに気づいていませんでした。
AIに「レベル別」の注文を出してみた
そこで、ある実験をしてみました。
自分が書いた、なんてことのない日記の1〜2行をAIに投げ、こんなふうに頼んだんです。
「この英文を添削して。そのあと、英検3級、2級、1級のそれぞれのレベルに合わせて言い換えて。今の私にちょうどいいフレーズを含めて、10文字以内でお願い」
すると、面白い結果が返ってきました。
例えば、
「今日は楽しかった」という単純な一文でも、
・英検3級:It was a fun day.
・英検2級:I had a great time today.
・英検1級:It was truly captivating.
このように、レベルに合わせて使う単語や言い回しがどう変化するのか、一目で確認できたのです。
泥臭い試行錯誤のあと
最初は、AIが提案してくる「1級レベル」のカッコいい単語を見て、「こっちを使いたいな……」と浮気しそうになりました。
でも、いざその言葉を実際に使おうとしてみると、自分にはまだ馴染まない。
自分のレベルとは違う単語やフレーズを無理に使おうとして、言葉が途切れてしまうんです。
それに、相手からは「それどういう意味?」って聞き返されて、説明できず返事に困ることもありました。
「レベルが高い単語を知ること」と「言葉を自分のものにすること」は全くの別物なんだと、改めて思い知らされました。
一番学びが多かったこと
何人かの生徒さんにもこの実験に協力してもらい感想を聞いてみました。
それで分かったのは、学びが多かったのは難しい英検1級の表現ではなく、意外にも「自分のレベル(英検2級程度)」の書き換え案だったんです。
「あ、この単語なら知っているのに、自分で書く時には全く出てこなかった!」
「意味がわかる」レベルと、「実際に話せる」レベルの差が、AIの提示したフレーズによってはっきりと形になった瞬間でした。
これこそが、英語がようやく借り物の知識ではなく「自分の実力」に変わる時です。
たどり着いた視点
ここから得られた教訓は、とてもシンプルです。
「英語は、背伸びを捨てた瞬間に上達し始める」
1級の単語を1つ必死に暗記するよりも、今の自分が使いこなせる「2級のフレーズ」を5つ、何も考えなくても言えるくらい自由に扱えるようにする。
そのほうが、会話は圧倒的にスムーズになります。
AIは「正解をくれる先生」というよりは、「自分の表現力を客観的に広げてくれる相棒」として使うのがいいですね。
日常にどう活かすか?
これは別に英語学習に限った話ではないです。
ビジネスでも、日常のコミュニケーションでも同じ。難しいことを難しく伝えるのは、実は簡単です。
でも、「相手に合わせて、最も伝わる言葉を選び抜く」こと。
これは結構大変です。
でもこれこそが、本当の知性ではないでしょうか。
まずは、今日の日記から1行だけ選んでみてください。
そしてAIに聞いてみるんです。
「今の私にぴったりの言い換えは?」と。
その「わずかな違い」を意識していくことを習慣にする。
数ヶ月後、あなたの英語は今よりもずっとスムーズに口から出てくるようになっているはずです。
【今日の習慣化メソッド】
「1日1行、AIにレベル別リフレーズを頼む」
たったこれだけで、あなたの語彙は「ただの知識」から「役立つ実力」へと生まれ変わります。
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