Hey there!
Libです。
あなたも何かしらのきっかけがあって
英会話をスタートしたと思います。
最近、ふと思ったんです。
自分はどうして英会話を学ぼうと思ったのか。
原点に立ち返るというか。
これまで何年も英会話を
教えてきました。
たくさんの生徒さんと
接する機会がありました。
教える立場に居続けると
時々、忘れてしまうんです。
なぜ自分は英会話を誰かに教えているのか、と。
果たして、このまま自分が教えて良いものかと。
お金をいただいてサービスを
提供している自分でいて本当に大丈夫なのかと。
そんな時、原点に立ち返ることは
私にとって必要なんです。
自分が英会話に興味を持って
スタートしたきっかけ、そこを思い出す。
このきっかけを再認識すると
また頑張れるんです。
「ああ、自分はこういうことが
あって英会話の世界に興味を持ったんだな」と。
その時の気持ち、
例えば、ワクワクしていた自分とか、
ドキドキしていた自分とか。
当時感じた感覚を思い出すんです。
もちろん、完全にその感覚を
思い出すのは難しいと思います。
私の場合は、30年以上前のことです。
高校1年生の時、
アメリカからALTとして来ていた講師が
いました。
彼女のレッスンを
初めて受けたんです。
30人くらいの生徒を
4つくらいのグループに分けて
ロールプレイをしました。
マクドナルドで
注文をするという設定です。
店員役とお客役を決めて
講師が配布したスクリプトに沿って
生徒たちの前でやりました。
私はお客の役を演じました。
店に入り、カウンターの前で
ハンバーガーとコーラを注文。
他の生徒達に見られていたこともあり
ものすごく緊張していました。
冷や汗が大量に背中を
伝っていくのが分かりました。
店員役の生徒も
顔がこわばっていましたね。
お互い、たどたどしい英語で
会話をしつつ、何とかやり終えました。
でも、このレッスンが終わった後
講師に呼ばれて
「You did a good job! Your English was very clear…」
みたいなことを言われました。
褒められたんだなということが分かり
すごく嬉しかったですね。
もっと話せるようになりたいな
となぜか思ったんです。
思うに、この出来事が私が英会話の世界に
興味を持つことになるきっかけだったんだと思います。
もし、この経験がなければ
おそらく英会話というか英語に
興味を持つことはなかったでしょう。
そして、英会話を教える立場に
なることもなかったでしょう。
それまで、英語は苦手の教科でした。
英単語を覚えるとか
英文を読むとか
そういうのが大嫌いでした。
ハワイに住んでいるアメリカ人の
親戚が実はいるのですが
私が13歳の時に父が
建てた家で新築祝いをした時に
遊びに来たんです。
両親が少し英会話ができたので
旦那(祖母の妹が結婚したアメリカ人)と
会話をしていました。
その旦那(私の叔父?)が
私にいきなり話しかけてきたんです。
突然のことで頭の中はパニック!
何と答えて良いのか分からず
とりあえず「YES」とだけしか
言えませんでした(笑)
そういうこともあり
英語は本当に苦手でした。
でも、先ほども書いたように
ALTに褒められたことがきっかけで
この世界に興味を持つことになったんです。
このALTの先生との出会いは
私にとって衝撃的な出来事でした。
それまで英語に対して苦手意識しかなかった私が
初めて「英語って楽しい!」と思えた瞬間でした。
先生は、私たち生徒一人ひとりに丁寧に接してくれて
発音を褒めてくれたり、
積極的に話しかけてくれたりしました。
そのおかげで、私は少しずつ自信をつけて
英語で話すことに抵抗がなくなっていったんです。
あの時、もしALTの先生に出会っていなかったら
私は今頃、英語とは全く無縁の人生を
送っていたかもしれません。
先生との出会いが
私の人生を大きく変えたと言っても
過言ではありません。
ALTの先生との出会いをきっかけに
私は英語学習に夢中になりました。
英語の授業も以前より積極的に
参加するようになり
テストの点数も上がっていきました。
そして、高校2年生の夏休みに
私は思い切って短期留学に挑戦しました。
行き先は、ALTの先生の出身地である
アメリカでした。
初めての海外、初めてのホームステイ。
期待と不安が入り混じった気持ちで
飛行機に乗り込みました。
ホームステイ先は
緑豊かな郊外にある一軒家でした。
ホストファミリーは、優しく温かい人たちで
私を本当の家族のように迎えてくれました。
言葉が通じないこともありましたが
身振り手振りでコミュニケーションをとったり
辞書を片手に会話したりするうちに、
少しずつお互いのことを
理解し合えるようになりました。
留学中は、現地の高校に通い
様々な授業を受けました。
歴史や文化、科学など
英語で学ぶことは新鮮で
毎日が刺激的でした。
また、週末にはホストファミリーと
一緒に観光に出かけたり
友達とショッピングを楽しんだり
アメリカの文化を肌で感じることができました。
この留学経験を通して
私は大きく成長することができました。
英語力はもちろんのこと
コミュニケーション能力や
異文化理解力も身につけることができました。
そして、何よりも、世界にはこんなに
たくさんの素晴らしい人々や文化が
あるんだということを実感し
視野が大きく広がりました。
帰国後、私はますます英語が好きになり
将来は英語を使った仕事に
就きたいと思うようになりました。
大学では英文学を専攻し
卒業後は英会話講師として働き始めました。
生徒一人ひとりの個性や目標に
合わせたレッスンを心がけ
英語学習の楽しさを
伝えていきたいと思っています。
生徒たちが英語を話せるようになる喜びを
分かち合える瞬間は
私にとって最高の喜びです。
時には、生徒から
「先生のおかげで英語が好きになりました!」
「英語が話せるようになって、世界が広がりました!」
といった言葉をかけられることもあります。
そんな言葉を聞くと
この仕事をしていて
本当に良かったと心から思います。
これからも、初心を忘れずに
生徒たちの成長をサポートしていきたいですね。
そして、私自身の英語力もさらに磨き
より質の高いレッスンを提供できるよう
努力を続けていきます。
ちなみにあなたはどんなことがきっかけで
英会話を学ぼうと思ったのですか?
よかったらそのきっかけを
教えてくれませんか?