Libです。
英会話とか英語の学習を
続けるのって、マジで一苦労だと思いません?
「今日こそはやるぞ!」と意気込んでも、
気づけば三日坊主。
「仕事が忙しくて…」
「思ったより上達しなくて…」
やらない理由ばかりが頭に浮かんで、
結局、参考書は本棚の飾りになってしまう。
Libのメール講座では、
まさにその「継続する力」を
身に付けるやり方を伝えてます。
今日は、その「続ける力」を呼び覚ます
超強力なヒントを見つけましたので
伝えます。
中野 巧さんという方を
知ってますか?
『6分間文章術』という著書を出版され
アマゾン総合一位も獲得された
「伝わる文章」のプロフェッショナルです。
⇒ https://blog.empathywriting.com/
Libも中野さんの書籍で学んでいるのですが
彼が発刊されているメールマガジンに
まさに英語学習の継続に悩むすべての人に
(そして、私自身にも)深く刺さる内容がありました。
これは、英会話スキルアップ、TOEICや英検対策
さらには人生のあらゆる分野に活用できる
「継続のための本質」です。
少し長いですけど、すごく重要なので
ここに引用させていただきますね。
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■ 1年間で、約38倍の複利効果
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僕たちの「今」は、
小さな選択を積み重ねた結果です。
・今日、10分だけ勉強するか、しないか
・少しだけ健康的な食事を選ぶか、
食べたいものを選ぶか
・ちょっとだけ丁寧に仕事をするか、
それとも適当に済ませるか
仕事柄、成功している方に
お会いする機会も多いのですが、
その方々は、みんな前者を選んでいます。
【 当たり前の基準が高い 】
と、言うこともできるかもしれませんね。
*
毎日1%ずつ改善し続けたら、
1年後にどうなるでしょうか?
シミュレーションをしてみましょう。
計算してみると、
驚くべき結果が見えてきます。
毎日1%の改善を続けた場合
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・1年後 → 37.78倍
・3年後 → 53,939倍
・5年後 → 7,700万倍
・10年後 → 約593京倍
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1年続けるだけで、約38倍です。
3年で5万倍以上になります。
これが「1.01の365乗」の力であり、
数字が証明する「複利効果」の威力です。
ただ、正直、、、
毎日1%の改善は、しんどいし、
気合いを入れ続けなければならないので、
継続がきわめて困難です。。。
■ 0.1%の改善
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1%の10分の1の
「毎日0.1%の改善」でも、
十分な効果があります。
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◎ 1年後 → 1.44倍(44%増)
◎ 3年後 → 2.99倍(約3倍)
◎ 5年後 → 6.20倍
◎ 10年後 → 38.40倍
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たった0.1%でも、1年で44%の成長。
10年続ければ38倍以上になります。
*
「逆もまた真なり」で、
小さなマイナスの影響も大きいです。
毎日1%ずつ悪化すると
(0.99の365乗)…
1年後には97%以上を失います。
毎日ちょっとだけサボる
毎日ちょっとだけ手を抜く
毎日ちょっとだけ先延ばしにする
毎日0.1%ずつ悪化すると
(0.999の365乗)
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● 1年後 → 0.69倍(約31%減少)
● 3年後 → 0.33倍(約67%減少)
● 5年後 → 0.16倍(約84%減少)
● 10年後 → 0.026倍(約97%減少)
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実際に計算してみて、
この「ちょっとだけ」が、
気づいたときには取り返しのつかない
差になることに、ゾッとしました。
*
大切なのは、
完璧を目指さないこと。
昨日より0.1%だけ良くする
完璧じゃなくても、ゼロよりはマシ
小さくはじめて、続けることを優先する
今日の選択が、
1年後、3年後、10年後の
僕たちを作ります。
「やらないよりやったほうがマシ」
その小さな一歩が、
想像を超える大きな成果につながる。
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どうです?
この「複利効果」のシミュレーション。
私はこれを見たとき
まさに英語学習者が陥る「ワナ」と
「唯一の解決策」が
数字で完璧に示されていると感じました。
多くの人が目指してしまう
「毎日1%の改善」(1.01の365乗)。
1年で38倍!なんて聞くと
「これだ!」と飛びつきたくならないです?
でも、中野さんが言う通り、
これは「きわめて困難」です。
英語学習における「毎日1%の改善」って、
どれくらいの負荷か想像できますか?
それは
「毎日必ず1時間、集中して勉強する」
「毎日新しい単語を30個完璧に覚える」
「毎日新しい文法ルールを1つマスターする」
といったレベルです。
最初の3日はできるかもしれない。
でも、飲み会が入ったら?
残業でクタクタになったら?
風邪を引いたら?
「あぁ、今日もできなかった…」
この「できなかった」という罪悪感が
あなたの自己肯定感を奪い
挫折を誘います。
高い目標(1.01)を掲げたばかりに
ゼロどころかマイナス(挫折)になってしまう。
これが最も多い失敗パターンです。
次に、私たちが本当に目指すべき
「毎日0.1%の改善」(1.001の365乗)。
「1年で1.44倍」と聞くと、
38倍に比べて
すごく地味に見えますよね。
でも、ここに「継続の魔法」が
隠されています。
英語学習における「毎日0.1%の改善」は、
例えばこんなレベルです。
「ベッドの中で、単語帳を1つだけ見る」
「歯磨きをしながら、1フレーズだけシャドーイングする」
「通勤中に、1分だけ英語のニュースを聞く」
どうです?
「これなら、できそう」どころか
「こんなんで意味あるの?」と
思うレベルじゃないですか?
でも、これがスゴいんです。
1年後、1.44倍。
つまり、今のあなたの英語力より
44%も成長しているということです。
1年前は “Hello” と “Thank you” しか
言えなかったあなたが
1年後には、たどたどしくても
「ブロークン英語」で自己紹介が
できるようになっている。
この「小さな成功体験」こそが、
継続するための最強のガソリンになります。
0.1%の努力は、負荷がほぼゼロ。
だから「できた」という事実だけが残り、
罪悪感が生まれません。
だから、続けられます。
そして最後に、最も恐ろしい
「毎日0.1%の悪化」(0.999の365乗)。
1年後には「約31%減少」。
10年後には「約97%減少」。
これは「サボる」というより
「現状維持でいいや」と思った瞬間に
始まっています。
英語学習における「0.1%の悪化」とは
「ま、今日は疲れたからいいや」
「この単語、たぶん使わないから調べなくていいや」
という、本当に小さな「先延ばし」や「手抜き」
です。
厄介な事に、本人に「悪化してる」という自覚は
まったくない。
むしろ「現状維持」のつもりです。
でも、人間の脳は忘れる生き物。
昨日覚えた単語も
復習しなければ忘れてしまいます。
「現状維持」=「退化」
です。
10年後、97%減少。
あんなに頑張って覚えた英単語も
必死で理解した文法も
ほぼゼロに戻っている。
これが「ちょっとだけサボる」の
本当の恐ろしさです。
だからこそ、中野さんの言う
「大切なのは、完璧を目指さないこと」
が、英会話学習において
めちゃくちゃ重要なポイントになります。
- 昨日より0.1%だけ良くする
- 完璧じゃなくても、ゼロよりはマシ
- 小さくはじめて、続けることを優先する
真面目な日本人ほど
文法や発音の「完璧さ」を求めるあまり
ついこんな言葉を口にするんですよね。
「Sorry, my English is broken…(私の英語は壊れています)」
これは、自分自身に「あなたは話せない」と
言い聞かせる”呪いの言葉” です。
完璧(1.01)に話そうとするから
プレッシャーに負けて一歩が踏み出せない。
そして、一歩が踏み出せないから、続かない。
これが継続できない原因です。
Libがいつも伝えているのは
完璧に話そうとするのではなくて
「ブロークン英語でOK!」
だということ。
まずは「話すことの恐怖」を乗り越えること。
今日の「0.1%の成長」を選ぶこと。
そして最強の継続メソッドになります。
そうすれば、英会話は「学習」から
「楽しむツール」に変わります。
中野さんの言葉を借りれば
「0.1%の努力」でいいんです。
「やらないよりやったほうがマシ」
という小さな一歩を続けるだけで
10年後には想像を超える成果につながります。
その小さな一歩を、戦略的に継続していくための
具体的な方法(=魔法の習慣化メソッド)については
この「ナイショの英語便り」や
Libのサイトで さらに詳しく深掘りしてます。
今から「完璧な100%(1.01)」ではなく、
「やらないよりマシ(1.001)」な
0.1%の成長を選んでみてはどうですか?
またメールします。
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■ Libertyの独り言コーナー
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今日は雨が降っていたけど
すごく冷たかった。
体調を崩して、風邪をひいてる
生徒さん達もいました。
これからもっと寒くなるので
お互いに体調管理はしっかり
した方が良いですね。





